伊平屋村は沖縄県の最北端の村で、東シナ海洋上に浮かぶ離島村です。
北緯27.2度、東経127度58分に位置し、那覇市から北方に117km、フェリー発着の今帰仁村運天港よリ41.1kmの距離にあります。
村は伊平屋島(面積20.64km2、周囲34.23km)と、野甫大橋でつながれた野甫島(1.06km2、4.8km)の2つの島からなり、田名・前泊・我喜屋・島尻・野甫の5つの字に分かれています。人口は1,235人、世帯数594世帯(令和2年4月)。
年間を通じて安定した亜熱帯海洋気候で、水産業・農業を基幹産業としています。近年、旅行ニーズの多様化で島の手付かずの自然・歴史文化への評価が高まり、マリンレジャーを中心とした観光地としても急速に脚光を浴びています。
伊平屋の「イヘ」の文字を飛鳥のイメージに図案化し、村の融和・平和・団結を表すとともに、産業文化の雄飛発展を力強く象徴しています。